TOKYO AUTO SALON 2013
2013年 01月 14日
オートサロンですが、今年は突如「史上最大のオートサロン」と銘打って
最大規模での開催を敢行!
メインの3ホールに加えて北ホールまでビッチリ出展が埋まっている様は、
クルマ業界のド根性を見たような気がします。
景気は「良くなる」ものじゃなくて、「良くしていく」ものなんですねぇ。
というわけで、勢いの良さはビンビンに感じた今年のオートサロン。
気になったクルマをちらほらご紹介しましょう。
まずはなんつってもデルタウィング!
まだまだレーシングカーに対する新しいアプローチがあることに感動しますね。
ル・マン24時間では残念な結果でしたが、
その後に参戦中のALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)では上位入賞してるとか。
全然関係ないけど、ビッグワンガムがまだ存在してたら必ずモデル化されただろうな。
テールってこんなデザインなんだね。
プロジェクト発表時から大きな話題となっていたRE雨宮のロータスヨーロッパ改!
3ローターの20Bをミッドに搭載!
昔作ったロータリーヨーロッパをセルフリメイクするというコンセプトもさることながら、
ボディワークもちゃんとモダンにリデザインされていてこれはかなりイイ。
ただ、車体背後が巨大パネルだったから、エンジンルームの写真が撮りにくかった。
最近すっかりチューニングカー系の大ネタが減ったオートサロンですが、
コレは凄かった!
R35GT-RのVRエンジンをスワップした180SX!
オートサロンに来る外国人も、こういうのを期待してるだろうなって1台。
コレも凄い。
オートスラロームという競技用にフルカスタムされたフィアット500!
というか、フィアット500の形をしてるだけのワンオフレーサー!
パイプフレームシャシーをベースにエンジンはミッドシップ化!
しかもナンバー付きと、なかなか凶悪。
お? 箱スカピックアップ?
ってことで、サニトラに箱スカフェイスをスワップしたファントムトラック。
FRP仕事のレベルが高かったです。
ただサンダー平野氏も言ってましたが、どうせなら6気筒を積むGT-R顔じゃなくて
4気筒を積むショートノーズ仕様の顔になってたらもっとソソるんですけどね。
F40が3台も並んでたらテンション上がるよね。
これぞオートサロン!
デザイナーの脳内CADがほとばしるままに作られた変態エアロマシンは、
B級特撮の悪役マシンのニオイすら漂ってきます。
モビルスーツ的でもあるけど、これはもはやペズン計画の領域。
まだネタいっぱいあるから明日も書こう。