BLOCK ROCKER!!
2016年 02月 28日
「あーこんな曲あったな!」とか、「懐かしい!」みたいな再発見が楽しく、
移動中の車内でもiPodを繋ぐ同様のスタイルでした。
しかしファミリーカーを買い替えた時に、それが不可能になってしまったのです。
今のクルマはDIN規格オーディオじゃないので、
iPodが繋がる社外品ヘッドユニットに交換不可能で、外部入力も無し。
無理矢理DINオーディオをハメ込むパネルなども市販されておらず、iPod生活は終止符。
まあ音は普通に良いので、あらためてCDをちゃんと聞くパターンに戻ったのでした。
しかし時代は進歩しております。
いわゆるワイアレススピーカー市場が活況な昨今ですが、
とある撮影スタジオで鳴っていたBOSEのスピーカーがなかなかイイ音で、
そこでふと気づいたわけです。
こういうの車内に置いて、iPod繋いで全開で鳴らせばいいんじゃね? と。
どうせ車内に置くんなら、BOSEのよりもデカくて下品に低音が出るやつあるんじゃね? と。
で、真っ先に浮かんだのがTDKが何年か前に出してたこのBOOMBOX系シリーズ。
なんですが、この辺は3~4年前出たあと後継機種は出ず、一切合切生産終了!
しかもAC電源以外は電池駆動と、なかなかハードルの高い機種でした。
でも、WEBに書いてあったこのコピーにはいたく感動。
そうなんです。
スピーカーはデカくて重くないといけないんです。
特にブッ太い低音を鳴らすには、物理的な大きさはマストなんです。
最近のワイアレススピーカーは凄く頑張っていて、
どれも小型サイズながら見た目以上の低音を鳴らしてますが、
そこはギミックでカバーしているというか、
口径の大きさを凌駕するまでじゃないというのが個人的な見解。
というわけで果てしないネットの旅に出ることになりました。
最大級にデカいワイアレススピーカーを探す旅へ……。
時代は進歩しております。
まず大半がバッテリー内蔵タイプになっていました。
充電はUSB給電ですから、車内からも充電可能です。
しかも大型のタイプは内蔵バッテリーの容量がデカく、
スピーカー自体がUSB給電ステーションとなる機能が付いてるやつもありました。
これはイベント出店時やキャンプなどで重宝しそうです。
ほらほら、スピーカーはデカいほうが良いこと尽くしじゃん! と
方向性を突き詰め、出力等を徹底比較し、およその目星をつけたその時、
そういうのを全部凌駕するバカスピーカーを見つけてしまったのです……。
はいドン!
iON BLOCK ROCKER!!
もう、完全に設計思想が違います。
異常な大きさです。
ちょっとしたギターアンプくらいの大きさです。
箱から出すとこんな感じ。
アンテナ、付いてますね。
なんとこれ、AM/FMラジオチューナー内蔵!
しかもちゃんと日本バンド仕様!
これで出先でもファンフラ聞けちゃう!
あと写真撮り忘れたけど、マイクもついてます。
コレ一台でイベント司会とか出来ちゃいます。
なんか公民館とかで使われてるマイクアンプに見えてきますが、
ちゃんと今時のBluetoothスピーカーです。
しかもNFCペアリング機能とかもあります。
内蔵バッテリーも巨大です。
最大稼働時間50時間です。
ヤバイです。
オバケです。
デカイ。
重い。
だからキャリングハンドルとローラー付いてます。
どこでも運べて、出先でROCKできちゃうわけですよ。
ブロック・ロッカーですよ。
iPodを繋ぐとこんな感じ。
大きさがどれだけフザけているかわかるでしょうか。
とにかくワタシは、コレを、iPod用スピーカーとして買ってしまったのです。
しかも、クルマで聞く用として……。
はいドン!
現状こんな感じです。
ミニバンで人は沢山乗れるんで、
助手席はしばらくBLOCK ROCKER専用席とさせて頂きます。
で、肝心の音はどうなのよ? って話ですが、
正直低音具合はちょい物足りない感じ。
というのも、音質調整ができないんです。
ソースの生音をそのまま出すしかないので、
低音をグイッと立ち上げてアホみたいにズンドコさせることはできないと。
ただスピーカーの口径は大きいし筐体もデカくて重いので、
大音量でグイグイ鳴らせます。そうすると低音も唸ります。
クルマの中で鳴らすと、結構低音効いてくれました。
まーこれ1台持っておくといろいろ使い道がありそうだし、
このカサのわりに安いし、結果的にイイ買い物だったんじゃないでしょうか。
値段なりで各部の質感も安っぽいですが、
これは企画力にカネだすタイプのアイテムでしょう。
というわけで、この春イベント等に出店するときは、
これ見よがしにBLOCKをROCKERさせてみたいと思います。
買おう! BLOCK ROCKER!!