NY発のアート系ポルノマガジン&現地でショップも展開中の
RICHARDSONと、
皆様お馴染みPornhubがコラボしてアパレルを展開するというので、
そのイカしたニオイに惹かれて思わず数点購入してしまいました。
パーカー。
お馴染みのロゴを袖にオン!
Tシャツ。
ホントはASA AKIRAのフォトプリのヤツを頼んだんですが、
北米通販あるあるで、注文したのと違うモデルが到着。
でもこのRICHARDSON x PORNHUBコラボアイテムは既に全モデル完売してるので、
商品の交換とか難しそうだしメールのやり取りとかもメンドくさく、
このデザインも“pornhubがBANNされる国をプリント”というイカしたデザインなので
これで良いかと納得。
ついでにHARD ONなステッカーも頼んでみました。
いわゆるミもフタも無い“エロ”と、
そこにカッコ良さを孕んだ“ポルノ”との境界線の説明は難しく、
それは人に良く聞かれる「何で“ポルノ鈴木”ってペンネームなんですか?」
という質問への答えの難しさとも共通してるんですが、
こういうRICHARDSONが展開しているようなカッコ良さは、
ワタシがペンネームに込めた思いに近いものを感じます。
ファミ通編集部にバイトで入り、ペンネームを決める段階になったとき、
なぜ“ポルノ”という言葉を選んだのか。
それはストレートに“エロ”という事では無くて、
“いかがわしさ”と“カッコ良さ”が
ギリギリでバランスしてる言葉だからだと思ったからです。
そこに昭和的ノスタルジーも最新のアートも飲み込む言葉としての懐の深さ広さもあり、
22歳ぐらいの俺は「これだ!」と閃いたんですな。
当時、ポルノ的なカッコ良さを感じていたものとして、
54 NUDE HONEYS
の存在は欠かせません。
ボンテージかつキャバレーチックなスタイルで、
ガレージなロックをカッチリ決めるこのバンドには、
当時なかなかのインパクトを与えて貰いました。
そんでポルノ鈴木というペンネームを付けた後、
『COMIC CUE』3号目のテーマが“ポルノ”であることを知り、
「ホラ、ポルノブーム来ちゃうじゃん」と訳の分からない自信を持ったものです。
勿論そんなブームは来ませんでしたが。
あと重要なのは、ヒュー・ヘフナー!
先日ついに御大も逝去してしまいましたが、
プレイボーイ王国が頂点を極める'70年代のこの辺の雰囲気は、
インテリジェンスとラグジュアリーが最終的に
上質なポルノへ結実していく感じがあって今でも憧れますね。
特に一番好きな写真がコレ!
スーパーラグジュアリーなベッドルームでポジと資料拡げてマガジンを作る!
PLAYBOYのカッコ良さを象徴してますね。
このジェットとかもチョーカッコイイ!
オールブラックペイントで垂直尾翼にラビットヘッド!
そこにズラリ並んだバニーガールと、
三つ揃いスーツでパイプを持ったヒュー・ヘフナー!
この世界観最高でしょ!
こういう世界観に、
射的の屋台に並んでいるヌードライターとか、
場末のストリップ劇場とか、
そういう“いなたい”感じを加えたものが、
ワタシの頭の中にある“ポルノ”なんだと思います。